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技術記事

軸受の振動と騒音を抑える確認ポイント

軸受の振動、騒音、軌道面仕上げ、保持器、すきま、潤滑、組立状態を確認し、異音原因を切り分ける方法を説明します。

軸受の振動と騒音は、軸受単体の精度だけでなく、軸、ハウジング、潤滑、取付、荷重、回転速度、周囲部品の共振によって変わります。静かな軸受を選んでも、組立条件が悪いと異音は残ります。

まず確認する症状

音が連続的か、周期的か、回転速度に比例するかを確認します。低速でゴロゴロする音、高速で笛のような音、一定位置で出る打音では、疑う原因が異なります。温度上昇、グリース漏れ、シール接触、軸の傷、異物の有無も同時に記録します。

軸受側の要因

軌道面の仕上げ、玉の状態、保持器の精度、内部すきま、グリース量、シール抵抗が振動に影響します。Z3V3などの振動・騒音グレードを指定する場合でも、用途に必要な精度、すきま、潤滑を合わせて確認します。

保管中の錆や輸送時の衝撃も異音原因になります。新品を開封した直後の状態、包装、ロット、外観写真を残すと原因追跡がしやすくなります。

組立側の要因

はめあいが強すぎると内部すきまが減り、温度と騒音が上がることがあります。逆に緩すぎるとクリープや微小振動が発生します。軸肩の直角度、ハウジング穴の真円度、芯ずれ、予圧、締付順序も確認してください。

RFQで伝える情報

静音用途では、型番、寸法、精度、振動グレード、内部すきま、シール、グリース、回転速度、取付姿勢、使用温度、騒音の許容条件を伝えます。可能であれば、異音の動画や測定条件も共有してください。